ごまめが固まってしまって、食べにくい経験はございませんか?
そんな悩みを解消するために、プロから学んだバランスの良いごまめのレシピをお伝えします。
このレシピでは、ごまめが一塊にならずに美味しく仕上げるための3つのポイントをご紹介します。
誰でも簡単に美味しく作れるごまめの調理法で、お正月のおせち料理にもおすすめです。
ごまめをおいしく作る秘訣:基本の調味料でカンタン調理!
ごまめ(五万米)を使った料理をするときは、乾燥ごまめと『調味料のバランス⇒醤油:みりん:砂糖:水=1:1:1:1』を守ることで味が整います。
この比率を覚えておくと、いつでも簡単にごまめを美味しく調理できます。
例えば、60gのごまめを使う場合は『醤油:大さじ2、みりん:大さじ2、砂糖:大さじ2、水:大さじ2』が適量です。
※市販のごまめやいりこは、一袋約60gのものが多いです。
材料と分量
- ごまめ(乾燥): 60g、120g(大人数向け)
- 醤油: 大さじ2、大さじ4(大人数向け)
- みりん: 大さじ2、大さじ4(大人数向け)
- 砂糖: 大さじ2、大さじ4(大人数向け)
- 水: 大さじ2、大さじ4(大人数向け)
- いりごま: 適量
ごまめを美味しく作る手順
【手順1】ごまめを炒る
弱火で10分間じっくり炒めます。
ごまめが簡単に折れるかどうかを確認して、水分が飛んでいるかを見ます。
【手順2】ごまめを並べる
金属バットに並べ、粗熱が取れるまで待ちます。
【手順3】調味料を混ぜる
ボウルで調味料をしっかりと混ぜ合わせます。
【手順4】調味料を煮詰める
弱火でじっくり煮詰めます。
【手順5】ごまめを加える
煮詰めた調味料に、粗熱が取れたごまめを加え、よく絡めます。
気泡が立つのを見て加えるタイミングを見計らいます。
【手順6】火を止める
火を止めた後、全体に酒(大さじ1)を振りかけて、ごまめがくっつきにくくします。
【手順7】いりごまを振りかける
仕上げにいりごまを振りかけて完成です。
この調理法で作ったごまめは関西風ですが、関東の方々にも喜ばれる美味しさです。
ごまめをサクサクに仕上げるコツと調理法
ごまめを美味しく作る際に、固まってしまうのを防ぐことは重要なポイントです。
ぱらぱらとしたごまめを作るためには、「しっかり炒めて水分を飛ばす」、「調味後に酒を加える」、「一つ一つがくっつかないように並べて粗熱を取る」の三つが鍵となります。
ごまめがくっつかないためのポイント
- 炒める: 弱火でじっくり10分間炒めて、ごまめの水分を飛ばします。
- 酒を加える: 調味料を混ぜた後、火を止める際に酒を加え、全体に馴染ませます。
- 並べる: サラダ油を薄く塗ったバットにごまめを並べ、均一に粗熱を取ります。
これらの工夫により、ごまめが後で硬くなったり、一塊になるのを防ぎます。
特に、炒める工程でしっかり水分を飛ばすことが大切です。
また、調味料に酒を加えることで、さらにごまめがくっつきにくくなり、一つ一つが独立して冷めるように並べることが、均一に乾燥させる秘訣です。
ごまめの保存方法と賞味期限
お節料理の余りが出た場合、ごまめは冷蔵庫で7日から10日間保存可能です。
保存時はバットに広げておくことで、くっつきにくさを保つことができます。
まとめ
ごまめの調理法をマスターしたら、他のおせち料理にも挑戦してみましょう。
伊達巻や昆布巻き、たたきごぼうなど、お正月にぴったりの料理がたくさんあります。
また、紅白かまぼこのようにシンプルながら華やかな料理も、おせちに加えると良いでしょう。
これらのレシピやテクニックを活用して、バリエーション豊かなお正月をお楽しみください。